アイクリーム豆知識

「効能評価試験済み」と書いてあるアイクリームを選ぶべき?

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最近、アイクリームだけではなくシートマスクにも効能評価試験済み」「乾燥による小じわを目立たなくすると書かれているものをよく見かけますよね。

 

これってどういうことなのか、知っていますか?

 

なんとなく信頼できそう…というくらいで詳しくはわからないなぁ…

 

中には「効能評価試験済み」と書いてあるアイクリームは信頼できる!と考えて、そのフレーズのあるアイクリームを選んでいる人もいるかもしれません。

 

それも間違ってないのだけど、もう少し詳しく知ってみると新しい見方ができるかも♪

 

この記事では「そもそも効能評価試験ってなんなのか?」「効能評価試験済みのアイクリームを選ぶべきなのか?」について詳しくまとめてみました!

 

特に目尻のシワが気になる方は、知っていて損なし!是非最後までご覧くださいね

 

効能評価試験って何?

効能評価試験は、目尻のしわに対する有効性を客観的に評価するために行われる試験のことで「化粧品」と「医薬部外品」それぞれにガイドラインが定められています。

化粧品に対する効能評価試験は「乾燥による小じわに対して改善が認められたかどうかを判定する試験」ということになります。

 

この試験を「抗シワ試験」と呼ぶこともあります

 

この「効能評価試験」のガイドラインは日本香粧品学会によって細かく定められていて、この試験に合格するとその商品(化粧品)には「効能評価試験済み」「乾燥による小じわを目立たなくする」という記載ができるようになるのです。
※医薬部外品の場合は「シワを改善する」という、より踏み込んだ表現が可能になります

 

反対に言うと、この試験を受けて合格しなければどんな化粧品であっても「シワが目立たなくなる」というフレーズはもちろん「シワが改善される」というようなストレートな表記は一切できません

 

ドラッグストアなどの目元アイテムコーナーを見るとわかりやすいのですが、「効能評価試験済み」のアイテムには目立つように「乾燥による小じわを目立たなくする」と書かれているのに対して、効能評価試験済みでないアイテムにはそもそも「しわ」という言葉が使われていません。

このあたりの表現方法は薬機法で厳しく取り締まられているんです

 

そうなると「効能評価試験済み」であるかどうかって、目元ケアアイテムにとってはかなり大きなポイントのような気がしますよね。

では、そもそも「効能評価試験」ってどんな内容で、どの程度信頼できるものなのか、もう少し詳しく解説します。

 

効能評価試験の内容

ドラッグストアで売られている1000円程度のプチプラアイテムにも効能評価試験が実施されていたりするので、正直そんなにすごい試験ではないんじゃないか…?なんてイメージを持たれる方も多いかもしれません。

 

しかし!

 

合格すると「乾燥による小じわを目立たなくする」と表記して世に出せるだけあって、その試験内容はかなり細かく、厳しく定められているんですよ。

 

効能評価試験(化粧品)の被験者ってどんな人?

  • しわグレード1〜3のシワを有する健康な女性または男性

しわグレードとは?

しわのレベルを0(しわがない)から7(著しく深いしわ)までに分類したもの。日本香粧品学会が定めています

こちらの写真が基準となるシワグレード標準写真です。

出典:新規効能取得のための抗シワ製品評価ガイドライン

もちろん、このグレードを判定するのは商品開発とは無関係の皮膚科専門医や、皮膚科専門医と同等の臨床経験を積んだ皮膚科医です。

 

ちなみに、被験者はただこのグレードに当てはまるしわがあれば良いわけではなく

  • 化粧品によるアレルギーが過去にない者
  • ホルモン補充療法を受けていない者
  • 妊娠中・授乳中でない者
  • 目尻に影響を与えるような美容医療を過去に受けていない者

などの条件があります。

 

さらに、選ばれた被験者は

  • 試験期間4週間前から目尻に影響を与えるスキンケア施術を受けないこと
  • 海水浴・登山・日光浴・屋外での運動など過剰な紫外線を受けないこと
  • 新たにサプリメントなど摂取しないこと

などの制約もあり、もちろん期間中に使うスキンケア製品や日焼け止めなどにも条件があるんです。

 

効能評価試験はどうやって実施される?

  1. 対象の試験サンプルを定められた用法に従って最終測定日の前日まで塗布する
  2. 試験期間は2週間以上
  3. 季節は問わず
  4. 試験サンプルを塗り始める前と塗った後での目尻のシワの状況を判定(専門家による目視・写真撮影・機器測定

 

もちろん、測定のための条件もかなり細かい規定があって温度や湿度・照明についてだけでなく試験期間中に被験者が使う洗顔料にも条件があるの

 

このような試験を経て集められたスコアや、被験者のアンケート(使用時にお肌にトラブルがなかったか?など)をもとに判定が行われ、「目視・写真撮影・機器測定」のいずれかで目尻のシワの変化に有意差が確認された場合「シワに対して有効性あり」と判断されるのです。

 

「医薬部外品」の効能評価試験は?

薬用◯◯〜として販売される「医薬部外品」の試験内容はさらに厳しく

  • 被験者のシワグレードは3(明瞭な浅いシワ)〜5(やや深いシワ)
  • 試験期間2ヶ月以上
  • 試験にはプラセボ(偽薬)との比較もあり
  • シワ改善メカニズムが必要(単なる角質層への保湿だけではだめ)
  • 判定基準は「目視か写真撮影、機器判定」両方で有効性が確認されるかどうか

といった違いがあります。

試験をクリアすると、医薬部外品の場合は「シワを改善する」という、化粧品よりさらに踏み込んだ表現ができるようになります

 

「効能評価試験済み」ってこんな細かな試験をパスしているっていうことだったのね!

 

「効能評価試験済み」と書いてあるアイクリームを選ぶべきかどうか

「効能評価試験済み」と書かれた商品はこのように「シワの専門家による第三者機関によって客観的に《シワに効果がある》と認めらた商品と言えるわけですね。

 

それなら、アイクリームを選ぶ時も「効能評価試験済み」「乾燥による小じわを目立たなくする」と書かれた商品を対象にしたほうが良いってこと?

 

答えは

必ずしもそうとは限らない

 

…とちょっと曖昧な表現になってしまうのですが…

 

その理由にはこんなことが挙げられます

  • 効能評価試験を受けることは必須ではない
  • 試験には長い期間だけでなく費用もかかる
  • 効能評価試験を受けていなくても優秀なアイクリームはたくさんある

 

効能評価試験は、上に書いたようにかなり細かいガイドラインに則って行われ専門家によって判定がされるので、結果はかなり信頼性のあるものだと言えますよね。

 

でもアイクリームを販売する上で、この効能評価試験を受けることは必須ではありません。試験に長い期間が必要だったり、かなり費用がかかることから「販売スケジュールの都合」だったり「その分販売価格を下げる」など、開発側の事情があって試験を受けないこともあるからです。

 

効能評価試験済みではなくても、もし試験を受けていれば良い結果が出るはず…というアイクリームも実はたくさんある!ということ

 

ただ、そういった期間や費用をかけて効能評価試験を受けている商品は、間違いなく保湿性に優れた商品ですし開発側の自信の表れ…とも捉えられますね。

 

トータルで考えると、必ずしも効能評価試験済みの商品を選んだほうが良いとは言い切れませんが、こんな方はこの表記がある商品を優先的に選んでも良いかもしれません。

 

「効能評価試験済み」のアイクリームはこんな人におすすめ

  • 成分などを見ても何が良いのか判断できない
  • 保湿力に対して客観的評価のあるアイクリームを使いたい
  • 今のところお悩みは「目尻の乾燥小じわ」だけ
  • たくさんのアイクリームがありすぎて選べない

 

「効能評価試験済み」と記載のあるアイクリームは、乾燥小じわに有効であることは間違いないので、どれを買ったらいいかわからない…という方は1つの判断基準にしてみると良いかもしれませんね!

 

「効能評価試験済み」のおすすめアイクリーム

効能評価試験済みのアイクリームはたくさんありますが、中でもおすすめのアイクリームをご紹介しますね。

アテニア アイエクストラセラム

当サイトで一押ししているアイクリーム「アイエクストラセラム」です。

 

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目元のいろいろなエイジングサイン(シワやたるみ)は目元の毛細血管の老化によるもの、と考えるアテニアが毛細血管の細胞にアプローチする独自成分を配合して生まれた新しいアイクリームです。

目尻の小じわに対する効果を特別アピールはしていませんが、しっかりと「効能評価試験済み」です。

「今まで体験したことのない、ふっくらピンとハリのある目元」を実現しながら当たり前のように目尻のシワもカバーしてくれる優秀アイクリームは試してみる価値ありですよ。

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ロスミンリペアクリームホワイト

厚生労働省に認可された美白有効成分を2つも配合している薬用クリーム「ロスミンリペアクリームホワイト」。

 

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医薬部外品なので、美白ケアをしたいお悩み部分に化粧品のアイクリームよりも一歩踏み込んでアプローチしてくれます。

それだけでも十分使う価値のあるクリームですが、こちらもさりげなく「効能評価試験済み」。

口コミでも目尻のシワへの効果は多くの方が実感されています。

 

定期購入の初回分は、このクラスのアイクリームでは破格の値段なのでまずは試してみることをおすすめします。

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アビエルタ ディープモイストクリーム

アイクリームの隠れた名品として一押ししたいのがこの「ディープモイストクリーム」。

 

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生命力の高い植物由来のエキスを高配合しているのが特徴で目元のエイジングサインに総合的にアプローチしてくれます。

例えば、エーデルワイス培養エキスはお肌の中で活力を失ってしまったミトコンドリアを活性化させる働きを。クリスマムマリチマムは、エイジングケア成分の王道「レチノール」と同様の働きをしてお肌のキメにアプローチ。

 

このディープモイストクリームももちろん「効能評価試験済み」で、その試験内容は医学誌にも掲載されたそう。

容量も25gと多めで価格もアイクリームの中では手頃なので、特に30代後半から40代以降の方には是非試してみて頂きたいです。

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まとめ

今回は、最近よく目にする「効能評価試験済み」というフレーズについて、その意味と商品を選ぶ時の判断ポイントについてまとめてみました。

 

化粧品について言えば「効能評価試験済み=乾燥小じわを目立たなくする効果がある」と認められていることになるので1つの判断基準としては有効です。

 

ただ、効能評価試験を受けていないアイクリームにも優秀なものはたくさんあるので、必ずしも効能評価試験済みの商品だけが良い商品ということではない…ということを頭に入れておくと良いですね!

あなたが使うべきアイクリームがこの中に!

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20代半ばにして目尻に「カラスの足跡」(乾燥小じわ)が現れ、美容部員さんにも「目元のケアをしたほうが良いですよ」と言われるも「まだまだ平気 ♪」と放置。 すると目元だけ見る見る老化して実年齢を大幅に上回る老け顔に…。 それから目元ケアについて徹底的に勉強し、市販品から通販品まであらゆる目元ケアアイテムを試してきました!今まで試したアイクリームは約50種類! その間に得たアイクリームに関する知識や、お悩み別や年代別にオススメできるアイクリームを余すことなくご紹介します!

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