どうしても悩みを解消したくて思い切って買ったアイクリーム…今のところ効果がわからないんだけど、どのくらいの期間使えば効果がわかってくるの…?
と、せっかく買ったアイクリームを使いながら半信半疑になっていませんか?
高価なアイクリームを買ったのなら、なおさら効果が見えてこないと不安になりますよね。
そこで、一般的にアイクリームの効果って使い始めてどれくらいの期間が経つと見えてくるものなのか、使うのをやめる、もしくは他のアイクリームに変えるタイミングっていつなのか?まとめてみました!
この記事に書いてあること
【前提】アイクリームに即効性はない
まず前提として、少し耳の痛いことをお伝えしないといけません…。
「アイクリームに即効性はなし」
もちろん例外もありますが、基本的にアイクリーム(化粧品でも医薬部外品でも)には、使い始めて数日〜1週間程度で悩みが完全に解消してしまうような即効性は期待できません。
また、そもそも選んだアイクリームとの相性が良くなければ、いくら長い期間を使っても効果が見えてこないこともあります。
逆に、自分に合ったアイクリームに出会えれば、年齢や症状に見合う期間継続して使うことでしっかりと効果が見えてきます。
アイクリームの効果がわかる期間は年齢や症状によって変わります
さて、アイクリームの効果がわかる期間ですが、
- 年齢
- 解消したい悩みの症状(シワ・たるみ・むくみ・くすみ)
これらによって全く変わってきます。
年齢や悩みの症状によってアイクリームの効果がわかる期間にどれほどの違いがあるのか説明しますね。
年齢による違い
まずは年齢の違いについて。
お肌のターンオーバーの目安
お肌のターンオーバーは一般的に28日と言われていますが、これは20代のお肌の場合です。
個人差がありますが、30代以降のターンオーバーの目安は
30歳…40〜45日
35歳…45〜50日
40歳…50〜58日
45歳…58〜65日
50歳…65〜75日
となります。
20代と30代のターンオーバー周期は10日以上の差がありますし、30代と40代でも同じく10〜15日ほどの差があるんですね。
このお肌のターンオーバー周期はアイクリームに限らず、スキンケアアイテム全般の効果がわかる期間にも大きく関わってくるのです。
自分の年代のターンオーバー周期をざっくりと把握して、最低でもその期間はアイクリームを継続して使ってみると効果が見えてくるはずです。
症状による違い
あなたがアイクリームを使う目的はなんですか?
目元の乾燥小じわを解消したい人、しつこいくまを消したい人、目元トラブルの予防として使いたい人…これも人それぞれ違ってくると思います。
乾燥による小じわをなくしたい
目元のしわに悩んでアイクリームを使い始める方は多いと思います。
「目元のしわ」とひとまとめに言っても
- 乾燥による小じわ
- 表情を作らなくてもわかる深めのしわ
- 真皮に達した深いしわ
など、しわのレベルもそれぞれです。
この中で、アイクリームが効果を発揮できるのは主に「乾燥による小じわ」です。
乾燥による小じわが改善される期間も一概には言えませんが、一般的に朝晩毎日使って早ければ2週間経つ頃から、少しずつ小じわが目立たなくなったり少なくなったりしていきます。
そして自分の年齢のターンオーバー周期を迎える頃を目安にある程度効果がはっきりわかることが多いでしょう。
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目元のくまを消したい
目元のくまは原因によって3つの種類に分けられます。
- 血行不良が主な原因の「青くま」
- 色素沈着が主な原因の「茶くま」
- 目元のたるみが主な原因の「黒くま」
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くまの種類にあったアイクリームを使えばいずれも少なからず効果はありますが、比較的早く効果が確認しやすい「青くま」に対して、「茶くま」や「黒くま」は効果が見えてくるのに数ヶ月単位のまとまった期間がかかるでしょう。
目元トラブルの予防をしたい
特に気になる症状はないけれど、今のうちからアイクリームを使って若々しい目元を保ちたい!という方もいると思います。
そういう方は、目元に悩みがない分「アイクリームって意味あるのかな…特に効果もなさそう」なんて思うかもしれませんね。
このアイクリーム続ける?やめる?判断のポイントはこれ
アイクリームも商品によって得意不得意があるし、当然合う合わないもあります。
いつまで使い続けてから判断すればいいかな?と迷う時は…
- 自分の年齢のターンオーバー期間(35歳なら2ヶ月弱)を目安に使ってみる
- 商品に全額保証期間があれば返金申請ができる期間まで使ってみる
- とりあえず1本は使い切ってみる
こんな感じで自分の中で期間を区切ってみてはいかがですか?
もちろん、肌になんらかのトラブルが出たり、使用感や香りがどうしても気に入らない…という場合はすぐに使用を中止することをお勧めします。
より早くアイクリームの効果を感じたいならプラスアルファの対策を!
乾燥小じわ・くま・たるみ…いずれにしてもアイクリームだけで解決することは難しいです。
少しでも効果を早く感じたいならなおさら、アイクリームだけではなくその他の対策も組み合わせて効率的に悩みにアプローチしていきましょう!
アイクリーム前のスキンケア
アイクリームは、スキンケアの最後の保湿クリームの前に使います。
つまり、アイクリームの前に「化粧水」「乳液」(場合によっては美容液も)というステップがありますよね。
その段階でしっかりとお肌に水分を入れ込んで整えてあげると、アイクリームの馴染みもよくなり、成分もよりお肌に浸透しやすくなります。
アイクリームと同じシリーズでスキンケアアイテムがある場合は、ライン使いするのもいいですね!
目元のマッサージ
スマホやゲーム、パソコン…と現代人は何かと目を酷使しがち。
気づかぬうちに眼精疲労はどんどん蓄積されています。
眼精疲労が起こると、目元の血行が悪くなり「青くま」ができてしまう上、たるみやしわも引き起こす可能性も…!
アイクリームを使いながら目元のツボを押したり、眼輪筋のトレーニングをするなど、目元の筋肉をほぐしてあげることもとっても大切なアイケアの1つです。
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保湿対策
アイクリームを含めたスキンケアで保湿対策をするのは当然ですが、それ以外にも自分が過ごす環境での乾燥対策も(特に秋冬)積極的にしていきましょう!
- 日中過ごす場所(部屋や職場)には加湿器を置いて湿度50%以上に!
- 寝室が乾燥している場合は、加湿対策とアイマスクなどの着用を!
- 日中の目元にはスティック美容液などでこまめに保湿対策を!
アイクリームはある程度まとまった期間継続してこそ効果がわかる!
悩みをいち早く解消したいあまり、アイクリームに即効性を期待してしまいがちですがアイクリームは少なくとも1ヶ月〜2ヶ月程度は継続して使わないとしっかりした効果が出てきません。
使い始めてわずかな期間で効果を感じても、そこで使用をやめてしまうと元に戻る可能性も高いので「アイクリームに即効性はない」ということを頭に入れて、気持ちにゆとりを持ってコツコツと使い続けてみてくださいね!