目元の乾燥やシワ・クマなどのエイジングサインが気になる方にとって、アイクリームは絶対取り入れておきたいアイテムですよね!
でもいざアイクリームを買ってみたものの、
- アイクリームの使い方ってどれが正解?
- アイクリームって夜だけ使えばいいのかな?
と、迷う方って意外と多いと思います。
せっかくちょっと奮発してアイクリームを買ってみたのに、使い方が間違っていて効果が出なかった…なんてことになったら悲しすぎますよね。。
そのポイントをしっかり押さえれば、目元のシワやクマを効率的に解消してハリのある目元を取り戻すことができますよ♪
そこでこの記事では、アイクリームを使う順番や正しい使い方、使うタイミングなど「アイクリームを使う上での基本」について詳しくご紹介します。
是非最後までご覧くださいね ♪
この記事に書いてあること
アイクリームを塗る順番はこう覚える
まずはアイクリームを塗る順番(スキンケアの順番)です。
基本的にはこの流れなので、
アイクリームは乳液の後!
と覚えてくださいね!
化粧品をお肌に乗せていく時は「油分の少ないものからお肌に入れ込んでいく」というのが基本。
最初に油分をお肌に乗せてしまったら、水分は弾かれてお肌に入っていけませんよね?
また、お肌の水分が少ない状態でも油分はしっかり馴染んでくれません。
ですから、化粧水・美容液そして乳液でお肌に十分な水分と適度な油分を与えることがまずは大切!
その後にアイクリームや保湿クリームを使うというというのがアイクリームを使う正しい順番です。
ちなみに、アイクリームと保湿クリームとどちらが先かは厳密に決まりはありません。(どちらも油分多め!)
ポイント
アイクリームを塗る前の段階でお肌がきちんと整っているかどうか=化粧水や美容液・乳液でしっかりお肌に水分を補えたかどうかでアイクリームの成分の浸透度も変わってきます。
アイクリーム以外でのお肌のケアも手を抜かずにしっかり行いましょう。
目元「美容液」の場合は?
目元ケアアイテムの中には、クリームではなく「美容液タイプ」のものもありますね。
名前の通り、さらっとしていてクリームというよりは乳液・美容液のようなテクスチャーです。
アイクリームの主な働きが「保湿」なのに対して、美容液は「浸透」。
目元美容液を使う場合は、通常の美容液の後(=乳液の前)に使うようにしましょう。
アイクリームの正しい使い方と塗り方
次にアイクリームの正しい使用方法と塗り方を解説していきます。
アイクリームの使い方
- アイクリームを適量指に取って、体温で少し温める
- 目頭から目尻にかけて、何箇所かに点々とクリームを乗せる
- 指の腹を使って優しくクリームを目元に伸ばしていく
- 指の腹で目全体を優しく覆って肌に密着させ、血流を良くする
- 目元のツボをマッサージして疲れ目やむくみを解消させる
アイクリームの正しい使い方はこんな流れになります。気をつけたいことを含めて詳しく説明しますね!
アイクリームを適量指に取り体温で温める
アイクリームにもいろいろなテクスチャーのものがありますが、中にはかなりこっくりとしていて固めなクリームもあります。
目元はとっても敏感で、摩擦にも弱いので、固いクリームを伸ばすというのはなかなかの危険行為!
目元に乗せる前にほんの数秒、指の体温でクリームを温めたりして柔らかくすると伸びも良くなり安心です。
目頭から目尻にかけて点々とクリームを乗せる
目元1点にクリームを乗せてそこから目元全体に伸ばしてしまうと、目元に力がかかり摩擦も発生してしまいます。
お肌に乗せる時は、最初にチョンチョンチョン ♪ と目元何点かにクリームを置き、その点を繋ぐようにしてクリームを優しく伸ばしていきましょう。
指の腹を使って優しくクリームを伸ばす
気になる箇所には重ねづけしながら、丁寧に優しく塗っていきます。
「しっかり成分を浸透させよう!」と気合が入りすぎて、目の下を何度もこすったりしてしまうとその摩擦が原因でシワやたるみ・色素沈着を招いてしまうことも。
クリームを伸ばす時は、できれば薬指などを使って(=力がかかりにくい)優しく伸ばしてください。
この時、爪が長いと目元のデリケートな皮膚を傷つけてしまうので
なるべく指の腹を使うようにして、目元に爪が当たらないよう気をつけてくださいね。
優しく指の腹を使って伸ばせば、わざわざ綿棒などを使う必要はありません。
ココがポイント
- 目尻のシワへの塗り方
片方の手でしわの溝をぐっと伸ばしながら、もう片方の手で溝に塗りこむようにしてアイクリームを伸ばす
- ほうれい線への塗り方
同じく片方の手でしわの溝を伸ばして、上に引き上げるようにしながらアイクリームを塗りこむ
- おでこのしわへの塗り方
おでこのしわを縦に上下方向に引き伸ばしながら、溝にアイクリームを塗りこむ
目元全体を覆ってお肌に密着させ血流をアップさせる
最後は、人差し指・中指・薬指の指の腹全体を使って目元を覆います。
これにより
- 塗ったアイクリームがお肌にしっかり密着する
- 指の体温で目元が温まり血流も良くなる
こんな効果が期待できます。
目元のツボをマッサージして疲れ目やむくみを解消
目元にはたくさんのツボがあります。
ツボの位置は正確でなくても大丈夫!
写真を見てわかるように、ツボはアイホールを囲むようにして点在しています。
アイクリームを塗りながら、指の腹でアイホール周辺を優しく押してあげると血行が良くなり、目の疲れやむくみが解消しやすくなります。
アイクリームはいつ塗る?タイミングは夜だけなの?
アイクリームは寝る前だけ使う…と思っていませんか?
「朝はアイクリームを使いたくない…」という方はこんな風に思っていませんか?
- 朝は時間がない
- お化粧前のお肌にあまりクリーム類を塗りたくない
- メイクのノリが悪くなりそう
どれもその通りですね(笑)
でも、朝アイクリームを使うことのメリットはたくさんあるんです。
朝アイクリームを使うメリット
- 日中の乾燥状態(紫外線による乾燥含む)から目元を守れる
- 目の周りを保湿することによりメイク崩れを防いでくれる
- 朝と晩に使うことでアイクリームの効果がより発揮されやすい
朝アイクリームを使う時のポイント
- 使う量は夜に比べて気持ち少なめにする
- 目元に優しく伸ばした後、指の腹でしっかり押し込みお肌に密着させる
step
1使う量を気持ち少なめに!
夜は、たっぷり目の下にクリームを塗り込む方も多いと思います。
でもそれと同じ量を朝使うと、お化粧に響いてしまいます。
そこで、朝は寝る前に使う時よりも少し少なめの量を指に取り、目元に優しく伸ばしてあげましょう!
step
2しっかりお肌と密着させる!
お肌とクリームがしっかり密着していないと、時間が経つにつれお化粧が崩れがちに…。
アイクリームを塗った後は指の腹を使って目元(まぶたと目の下)を優しく押さえて、お肌とクリームをしっかり密着させましょう!
「レチノール」が配合されている場合は注意!
アイクリームに使われることの多い「レチノール」。しわに対してアプローチしてくれる頼もしい成分なのですが
- 紫外線に当たると効果が弱まる
- 肌が弱い人は、炎症を起こしてしまう可能性がある
という注意点があります。
レチノールが配合されているアイクリームは、夜のみ使うか、朝使う場合はしっかり日焼け止めを併用するようにしましょう!
アイクリームの関する素朴な疑問
いざアイクリームを使おうとなると、いろいろと疑問が出てくるものです。
そこで、きっとみなさんが抱えているであろう疑問を予想してお答えしちゃいます!
Q アイクリームとフェイスクリームって違うの?
アイクリームもフェイスクリーム(一般的な保湿クリーム)も、乾燥対策としてお肌の保湿をするという点では一緒です。
ただ、目元は顔のほかの部分と比べても圧倒的に皮膚が薄く、1日20000回近くも瞬きをしていることから非常に乾燥しやすく、それでいてとってもデリケート。
そんな目元に、顔全体用のフェイスクリームを塗って効果がないわけではないけれど、場合によっては成分が強すぎて刺激を感じたり、逆に保湿力がたりなかったり…と不都合が出てくることがあるんです。
そこで、デリケートな目元にもぴったりと密着し、なおかつ目元に必要な潤いを与えるために作られているのがアイクリーム!
だから、目元には目元専用のアイクリームを使ったほうがより保湿されて効果的ということです。
Q アイクリームって何歳から使えばいいの?
目元の水分量は20代後半から徐々に下がり始めると言われています。そして、エイジングサインがいち早く現れるのも目元で、小じわやたるみは老け顔の原因の1つでもあります。
アイクリームはいつから使う!という明確なルールはもちろんないけれど、できれば大きな目元悩みがでる前の20代後半から使っていくのがおすすめ!
そうすることで、目元のトラブルを予防することができるし、だんだんとアイクリームを使うことが習慣化するので、30代40代以降も若々しい目元をキープすることができるんです♪
合わせて読みたい!アイクリームはいつから使うのがベスト?
Q アイクリームの選び方は?
「保湿対策」「美白」「しわ対策」「くま対策」と商品によってそれぞれ美容効果も強みも違います。
自分の悩みにぴったりなアイクリームを選びたいですよね。
例えば「しわ対策」がしたければ「乾燥による小じわを目立たなくする」という表記があるアイクリームを選ぶのが簡単ですね。
成分で言うと「レチノール」「ヒアルロン酸」「セラミド」「コラーゲン」などが配合されていると良いですね。
「美白」や「くま対策」であれば、メラニン色素にアプローチしてくれる「ビタミンC誘導体」「アルブチン」「トラネキサム酸」「プラセンタ」あたりの成分が配合されているものを選ぶと良いですよ。
「たるみ」が気になる方は、お肌のクッション的な役割を果たしている「コラーゲン」「エラスチン」「ビタミンC誘導体」が配合されているものを選んで、ハリを取り戻したいですね!
また「敏感肌」の方は、パラペンやエタノールを含まない低刺激のアイクリームを選ぶと安心です。
Q アイクリームってどれくらいの期間続ければいいの?
30代以降はお肌のターンオーバー(生まれ変わりのサイクル)も乱れがちになってきます。
個人差は大きいですが、3ヶ月程度は継続して様子を見たほうが良いです。
よく、アイクリームのサンプル(パウチ)がありますが、あの量では効果を実感できなくて当然!サンプルを使うときは、テクスチャを確認する程度の感覚で使ってみてくださいね。
目元のケア自体は継続し続けていかなければ意味がないので、自分に合うアイクリームを見つけてケアを毎日続けていくことが大切です。
合わせて読みたい!アイクリームの効果が出る期間を解説!
アイクリームの順番や使い方・タイミングまとめ
アイクリームの順番
- 乳液の後 or 保湿クリームの前
アイクリームの正しい使い方
- 適量を指に取り体温で軽く温める
- 何点かにわけて目元にクリームを乗せる
- 指の腹を使って優しくクリームを伸ばす
- 最後に指の腹で目を覆ってクリームを密着させる
- 目元のツボをマッサージして疲れを取る
アイクリームを使うタイミング
- 朝と夜